今回のシンポジウムは、その取り組みの一環として行われ、5回目を迎えました。開会の挨拶では、岡山大学の那須保友学長がシンポジウムのテーマ“Towards Sustainable Societies: Greening Education and Nature-Based Solutions”について説明し、持続可能な社会の重要性を強調しました。このテーマは、国際的な教育の理念である「ESD for 2030」に基づいて選定されています。
基調講演と発表
シンポジウムでは、国立台北科技大学の王錫福学長による挨拶の後、岡山大学の藤井浩樹教授が基調講演「Getting Asian Learners Climate-ready: A Transformative Initiative in Education」を行いました。この講演では、アジアの学生が気候問題に対処できるように教育をどのように変革するかについての提案がされました。
また、岡山大学からは勝原光希助教が“How can we measure human-nature interactions and biocultural diversity?”というテーマで講演し、シンポジウムに参加した研究者たちがそれぞれの研究成果を発表し、参加者間で意見が交わされました。