パートナー制度による京成不動産のトランクルーム支援
2025年10月、京成不動産が運営するトランクルーム4物件の管理サポートをエリアリンクが開始します。この支援は、エリアリンクが展開する「パートナー制度」の一環として実施されます。
エリアリンクは、日本で最大級のレンタルトランクルーム「ハローストレージ」を管理・運営している企業です。この「パートナー制度」では、新しいトランクルームの開設、集客活動、契約手続きから解約管理までを一括でサポートし、運営をスムーズに行うことが可能となります。
トランクルームの運営支援内容
今回支援を行うのは、千葉県船橋市と松戸市に所在する屋外型1物件、屋内型3物件、合計約300室のトランクルームです。これにより、京成不動産は「ハローストレージ」のブランドを活用し、安定した運営を実現することができます。エリアリンクの長年のノウハウを基にしたサポートにより、トランクルーム事業の様々な課題解決が期待されています。
エリアリンクによれば、パートナー制度に参加する企業は現在27社、支援対象のトランクルーム物件数は150物件、総室数は5,669室に上っています。今後もこの制度を拡充し、多くのお客様に使いやすいサービスを提供していく方針です。
パートナー制度のメリット
この「パートナー制度」は、トランクルームの立ち上げや新サービス提供を効率的に可能にします。集客から契約、さらにはトラブル対応や定期清掃まで、トランクルームの運営に必要な業務をエリアリンクが一括で引き受けます。これにより、運営企業は人件費やシステム開発の負担を軽減できるだけでなく、利用率の向上により売上増加も見込まれます。
パートナー企業には売上賃料の90%が還元されるため、この制度に参加することで収益の最大化も期待できるのです。トランクルームの運営に不安を感じている事業者にとって、非常に有利な条件がそろっています。
ハローストレージの概要
エリアリンクが手掛ける「ハローストレージ」は、全国で2,790物件、122,713室を展開しており、屋外型および屋内型トランクルームを提供しています。さらにバイク専用のトランクルームや、トランクルーム専用に設計された建物など多様な選択肢を用意しています。これにより、様々なニーズに応えるトランクルームサービスを展開しており、業界内でも注目されています。
エリアリンクと京成不動産の信頼性
エリアリンクは、1995年から事業を展開しており、現在、東京証券取引所スタンダード市場にも上場しています。多くの実績と安定した経営基盤を持つエリアリンクは、トランクルーム業界において確固たる地位を築いています。一方、京成不動産は1971年創業の信頼ある不動産企業であり、地域に根ざしたサービスを提供しています。
この新たな取り組みにより、両社は地域のトランクルーム市場のさらなる発展に貢献し、多くの顧客に喜ばれるサービスを展開していくでしょう。これからの進展に目が離せません。