シニア社員の活躍を促進するためのシンポジウム
令和7年度、「生涯現役社会」の実現に向けたシンポジウムが高齢・障害・求職者雇用支援機構によって開催されます。このイベントは、シニア社員が持つ能力を最大限に活かすための人材マネジメントについて掘り下げる貴重な機会です。
イベント概要
- - 日時: 令和7年10月24日(金)14:00~16:45
- - 参加方法: インターネットによるライブ配信(事前申込が必要)
- - 参加費: 無料
なぜシニア社員の活躍が重要なのか
改正された高年齢者雇用安定法により、企業は70歳までの就業機会を確保する責任があります。生産年齢人口の減少が続く中で、シニア社員の活性化が企業の成長には欠かせません。シニア社員が持つ経験やスキルは、組織の大きな資産となるからです。
シンポジウムでは、これらの課題にどう取り組むかを共有し、具体的な施策や成功事例を学ぶことができます。専門家や企業の事例発表を通じて、新たなインスピレーションを得られることでしょう。
セッション内容
基調講演
講演者は、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の山﨑京子教授です。彼女の基調講演では、シニア社員をどう活かすか、サスティナブルなキャリアの視点からの人材マネジメントを語ります。
特別講演
続いて、釧路公立大学の岸田泰則准教授が「シニアのジョブ・クラフティング」をテーマに、組織の活性化に向けた考えを展開します。このセッションでは、シニア社員の役割がどのように変わるのか、特に生涯現役社会を支えるために必要な組織の構造について考察します。
事例発表
さらに、三菱UFJ信託銀行とライオン株式会社の代表者が自社の取り組みを紹介します。企業がどのようにシニア社員を活用し、実際に効果を上げているのか、具体的な成功事例が聞ける貴重な機会です。
- - 三菱UFJ信託銀行: 中村剛雄執行役員人事部長が登壇
- - ライオン株式会社: 青木陽奈氏が人材開発センターの視点から発表
パネルディスカッション
イベントの最後には、基調講演の山﨑教授をコーディネーターとしたパネルディスカッションが行われます。各講演者や事例発表者が集まり、シニア社員の活躍を促進するための戦略について深めていきます。
参加方法
参加希望の方は、事前にお申し込みが必要です。二次元コードを使って簡単にアクセスできます。コードを読み込めない方は、専用のWebサイトからも申し込みが可能です。詳細は
こちらからご確認ください。
最後に
変化する社会の中でシニア社員が果たす役割はますます重要となっています。このシンポジウムに参加して、新たな視点を学び、自己の企業に活かせる知識を得る良い機会となることでしょう。ぜひご参加ください。お問合せは高齢者雇用推進・研究部までどうぞ。
TEL:043-297-9527