千葉市で新たな粗大ごみ収集サービス「ダストーク」導入！

千葉市では2025年7月から、粗大ごみ収集の新しい受付手段として、オンラインプラットフォーム「ダストーク」が導入されることになりました。このサービスは、市内の廃棄物リサイクル事業協同組合の協力のもと、より手軽で便利な収集依頼を実現します。

「ダストーク」とは？

「ダストーク」は、スマートフォンやLINE、さらにWebフォームを通じて、24時間いつでも粗大ごみの収集を依頼できるマッチング型のプラットフォームです。これまで電話やメールを使っていた従来の方式に代わり、よりスムーズな対応が可能になります。利用者は、地域の許可を得た適正業者からの見積もりを受け取り、その内容を比較して自分に合った業者を選ぶことができるのです。

許可業者のみが登録される安心感

近年、無許可業者による粗大ごみの収集が増加し、利用者は高額請求や不法投棄といったトラブルに直面するリスクが高まっています。しかし「ダストーク」では、千葉市から正式な許可を受けた業者のみが登録されており、事前の見積もりも明示されるため、安心してサービスを利用することができます。また、過去の依頼履歴や決済内容も保存されるため、万が一のトラブル時にも心強いサポートが受けられます。

簡単な利用手順

実際の利用方法も非常にシンプルです。まず、LINEで「ダストーク」を友だち追加し、処分したい粗大ごみの情報を入力します。すると、登録業者から見積もりが届くので、その中から希望の業者を選んで依頼・決済を行います。回収当日は、自宅まで業者が来てくれるため、面倒な手続きは一切不要です。このように、すべてのやり取りがLINE上で完結するため、初めての方でも安心して使用することができます。

導入の背景と目的

千葉市廃棄物リサイクル事業協同組合では、これまで電話やメールでの収集依頼に加え、各業者が個別に見積もりを提出し調整を行うという煩雑な運用が行われてきました。これによって、住民には手間がかかり、業者には時間的な負担が生じ、組合としても進捗管理が困難だったという課題がありました。このため、「ダストーク」の導入により、LINEやWebから依頼できる選択肢を増やし、効率的な対応を目指しています。