2025年コンビニおにぎり人気調査結果の考察とトレンド分析
一般社団法人おにぎり協会が2025年に行った「おにぎり調査」の結果が発表されました。この調査では、主要なコンビニエンスストアで販売されているおにぎりのトレンドや人気メニュー、価格変動について掘り下げています。ここでは調査の結果をもとに、消費者の嗜好や市場の変化について詳しく考察していきます。
調査ハイライト
調査の結果、通年での人気ランキングでは、ツナマヨが引き続き1位を独占しました。これには、長年にわたって根強い人気を誇る鮭や昆布といった定番の具材が続いており、消費者が想像しやすい味わいに対する支持が高まっています。また、前回の2024年調査に比べて各社の人気商品が価格上昇していることも注目されます。これにより、ツナマヨの価格は117.20円から178.20円に上がり、他の具材も同様の傾向が見られました。この価格変動にもかかわらず、依然として定番具材の人気は変わらずです。
日常的なプレミアムおにぎりの需要
最近では、おにぎりのボリューム感やプレミアム感が求められるようになり、その提供が日常においても定着しつつあります。ローソンのランキングでは、プレミアム商品が堅調に売れており、ファミリーマートとミニストップでも大きなサイズのおにぎりが人気を集めています。これは消費者の嗜好が変化し、おにぎりの役割が「軽食」から「一食の成立」へとシフトしていることを示唆しています。物価上昇を受けて、もともとは2個購入していた消費者が1つの大きなおにぎりを選ぶようになっているのかもしれません。
新たなる低価格帯おにぎりの台頭
原材料高騰の影響を受けておにぎりの価格が上昇する中、新しい低価格帯の商品のラインナップが急増しています。ローソンでは海苔を使わない低価格おにぎりを開発し、ファミリーマートやミニストップでも具材を混ぜ込んだ108円おにぎりが好評を得ています。これにより、消費者はコストパフォーマンスが高い選択肢を手に入れていると言えるでしょう。特にセブン-イレブンでは海苔を使わず、具材を混ぜ込むスタイルの「わかめ御飯おむすび」が人気を博しています。
冷凍おにぎりの拡大
他方、食品ロス削減や物流効率化の観点から、冷凍おにぎり市場も急成長しています。ローソンが全国展開している冷凍おにぎりは、コスト削減にもつながる画期的な商品として位置づけられています。ファミリーマートも冷凍おにぎりの販売を開始しており、このトレンドは今後も続いていくことが予想されます。
消費者ニーズへの柔軟な対応
おにぎり業界は、消費者のニーズに柔軟に対応し続けています。これからの市場では、「定番」と「新しい選択肢」が共存し、消費者のライフスタイルに合った商品が提供されることが求められます。今後もおにぎりは、日本の食文化の一部として進化し続けることでしょう。
このように、2025年のおにぎり調査は、コンビニおにぎりの人気やトレンドに新たな視点を提供しています。私たちの食生活に欠かせない存在であるおにぎりの進化を引き続き注視したいものです。