千葉県初の自動車ディーラーがユースエール認定を受けて、若者の雇用に取り組む

千葉県初のユースエール認定を受けた東邦オート株式会社

千葉県千葉市に本社を構える東邦オート株式会社が、自動車業界としては初めて「ユースエール」の認定を受けました。この認定は、若者の雇用と育成に積極的な中小企業を厚生労働大臣が評価する制度であり、その目指すところは、安心して働ける職場環境の提供です。代表取締役の秋葉佑氏のもと、同社は地域に根ざした貢献活動を行い、今後も若者に優しい企業としての立場を確立していくことでしょう。

ユースエール認定制度とは？

ユースエール認定制度は、若者の雇用に関する優れた管理を行う企業に与えられる名誉です。認定を受けるためには、若者の採用に取り組む姿勢や、その育成・管理状況が厳しく評価されます。東邦オートは、この認定を通じて、より多くの若者に向けた魅力的な職場環境を提供し続けることを目指しています。

働きやすい職場を作る取り組み

東邦オートが掲げるのは、「個々を尊重し、失敗を責めない環境づくり」。具体的な施策としては、メンター制度やキャリア相談、ストレスチェックなどが挙げられます。これにより、社員の心理的安全性を高め、コミュニケーションを活性化。それは、車という人の命を預かる商品を扱う仕事において特に重要です。

メンター制度

メンター制度は、先輩社員が後輩社員をサポートするもので、個々のキャリア形成や悩みの解決を助けます。このような横のつながりを通じて、業務や人間関係における課題の早期発見が可能になり、結果として職場の全体的な雰囲気が良くなるのです。

サポート体制

また、総務面談の定期実施やハラスメント相談窓口の設置なども行われています。これにより、社員が何か困ったことがあった場合でも、解決に向けてしっかりサポートが受けられる体制が整っています。ワークライフバランス研修や管理職向けのハラスメント研修も行うことで、働きやすさを確保しようとしています。

55周年を迎える東邦オート

2023年、東邦オートは設立55周年を迎えました。ボルボ新車登録台数が日本一となったことも記念すべき点です。地域貢献活動や健康経営を軸に、さらなる飛躍を目指し、地域の皆様に愛される企業として成長し続けます。地域のニーズに応えるための取り組みが期待されています。

企業概要

東邦オートは、千葉県内に8つのボルボ正規ディーラー店舗をはじめ、ステランティス正規ディーラーやサイクルヨーロッパジャパン、タリーズコーヒーのフランチャイジーなど、多岐にわたる事業を展開しています。また、多様な雇用形態で193名の正社員と54名のパートアルバイトが働いており、それぞれの分野で地域貢献に努めています。