市川市に新たな冷凍冷蔵倉庫が竣工！物流機能の強化と環境配慮を実現

市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクト竣工

市川市に新たに冷凍冷蔵倉庫が完成しました。この「市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクト」は、株式会社長谷工総合開発と株式会社長谷工コーポレーションの共同プロジェクトで、地上4階建て、延床面積は約13,635㎡です。構造は耐震性に優れたS造であり、物流の効率を高めるための多彩な設備が整っています。

便利な立地

本施設は首都高速湾岸線の「千鳥町インターチェンジ」から約1.4km、東京都心部までの距離は約15kmという非常にアクセスの良い場所に位置しています。そのため、冷凍冷蔵物流を行う企業にとっての重要な拠点となることでしょう。また、保税倉庫としての申請が可能で、動物検疫の検査も受けられる希少なエリアでもあります。

高性能な設計

冷凍倉庫内部は、各階の床荷重が2.0t／㎡に設定されており、2・3階の天井高は7.0m、4階の天井高は6.0mです。この高積み可能な設計により、多様な物品の収納が行いやすくなっています。さらに、荷役作業の効率化を図るために、冷凍冷蔵コンテナ車専用の電源設備や、荷台と倉庫の床面の高さを調整するドックレベラーなど、安全性と効率を高める設備が設置されています。

災害にも強い施設

主要設備であるキュービクルは2階に配置されています。これにより、水害や液状化などの自然災害に対するリスクを軽減する設計も施されています。多くの物流施設が地震や異常気象の影響を受けやすい中、より安全な運用が可能となるでしょう。

環境配慮も万全

環境に優しい施設作りにも配慮がされています。フロンガス排出量を抑えるために自然冷媒を用いた空調システムが導入され、CASBEE認証も取得済みです。このように、エコロジーと効率性の両立を目指した取り組みが重要視されています。

今後の展開

長谷工総合開発は、さらなる地域貢献を目指し、市川市加藤新田ⅱプロジェクトの開発を行う予定です。物流施設の進化を通じて、地域経済の土台を支える役割を果たしていくことでしょう。今後も、長谷工総合開発と長谷工コーポレーションは、物流業界における社会的な課題解決に貢献していきます。

市川市加藤新田冷凍冷蔵倉庫プロジェクトは、物流の未来を切り開く重要な拠点として、多くの期待を寄せられている施設です。今後の展開にも注目が集まります。