結小学校の挑戦
2025-11-04 11:19:45

結小学校が取り組む「世界とつながる学び」プロジェクトの全貌と平和の担い手の育成

結小学校が取り組む「世界とつながる学び」プロジェクトの全貌



岐阜県安八町立結小学校で進行中の「世界とつながる学びプロジェクト」は、全国の学校が参加するグローバル探究学習の一環として、2025年に向けて全校的に取り組まれています。このプロジェクトは、子どもたちが自らの学びを世界に役立てることを目指し、経済産業省の補助金を受けて実施されています。

参加している児童たちは、海外の人々とのつながりを意識しながら学ぶことで、自己の活動がどのように社会に影響を与えられるかを実感しています。特に、発表会では各学年の取り組みを発表し、具体的な成果が世界に向けて実装される準備が整ったことが強調されました。これにより、学ぶ意義と自分たちの行動が世界に示す影響を深く理解する良い機会となっています。

各学年の取り組みと成果



1年生:アサガオからはじまる国際協力


1年生はアサガオを育て、その花びらでしおりを手作りしました。これがルワンダに行き、現地の教育支援に役立ちます。児童たちは自分の作品がアフリカの学びを支えたという実感を得て、心温まる交流が生まれました。

2年生:おもちゃ作りの新たな視点


2年生は身近な素材を使っておもちゃを作成。生活環境を意識し、「私が楽しいと思うものをみんなに届けたい」という思いからおもちゃをデザインしました。これを通じて、国際的な視点での友好が育まれています。

4年生:安八町の防災学習から世界へのメッセージ


4年生は防災をテーマに、地域の情報を基にした防災アイデアを創出。作成した「防災BOOK」は日本語と英語でまとめられ、国際的な視点で災害対策として役立つことを目指しています。

5年生:お米作りを通じた社会貢献


5年生は地元の農家と協力してお米作りを行い、その収穫を食糧支援に役立てる計画が進行中です。地元の食材を活かした行動が、子どもたちの意識を飛躍的に変化させています。

6年生:平和の担い手としての成長


6年生は平和学習絵本を制作し、現地に届けることで「平和をつくる」という意識を育んでいます。社会構造や福祉についても学ぶことで、現実の問題に対する理解を深めています。

教員や地域の協力


校長の中野由美先生は、子どもたちが実際の世界とつながり、学びが自分たちの行動にどう影響を与えているかを実感していると語ります。また、町全体での学びの支援が実施されており、教育委員会の取り組みとしても地域との連携を強化しています。

海外実装とその後の展開


プロジェクトの成果は、来月から順次、カンボジア、シリア、南スーダンなどで実施される計画です。現地での使用状況や反応が結小学校にフィードバックされることで、児童たちはさらに深く自己の学びを体感することができます。

プロジェクトを通じて、安八町立結小学校は、地域の知恵や愛情を世界に広げる次世代を育成する場となっています。この取り組みは単なる教育活動にとどまらず、地域全体が一体となって子どもたちの未来を支える姿勢が表れています。今後もこの活動を通して、子どもたちの成長を見守り、地域と国際的なつながりを深めていくことが期待されます。


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