第24回『ベンチャー・カップCHIBA』受賞者発表!
令和7年12月26日に、千葉市産業振興財団より意義あるイベント、第24回『ベンチャー・カップCHIBA』の受賞者が発表されました。このコンテストは千葉市内の中小企業やスタートアップ企業が新しいビジネスプランを競い合うもので、地域の経済活性化を目指しています。
ビジネスプランコンテストの概要
『ベンチャー・カップCHIBA』は、千葉市が誇る創業支援の一環として、平成14年度から実施されています。毎年、このコンテストには実際のビジネス面での社会課題解決を目指した多彩なアイデアが集まります。応募者は創業者や事業者ばかりでなく、将来性を持った新たなビジネスプランを持つ人々です。
今年も、4月18日からの公募を経て、11月20日にプレゼンテーションが行われました。来場者123名を前に選ばれたファイナリストが熱いスピーチを披露し、厳正な審査を経て受賞者が選ばれました。
受賞者の発表
ビジネスプラン部門
- - グランプリ: 株式会社モノベエンジニアリング(代表取締役社長:物部 長智)
提案内容: ばね式の「モノMAXフィルター」を装着した緊急用浄水装置。目詰まりを容易に洗浄再生でき、避難生活における生活用水の効率的な提供を実現するものです。
- - SDGsビジネス賞: 株式会社Eプラン(代表取締役社長:松澤 民男)
提案内容: 家庭用のe-WASH小型生成機を通じて環境改善と安心な水の提供を促進するビジネスプランです。
- - 健康と長寿への貢献賞: 株式会社セリッシュエフディー(代表取締役:土居 洋文)
提案内容: 「100年を生きる。千葉市」に貢献するためのウエルネス・チェック・プラスの提案。
有限会社エムエスイー(代表取締役:前野 静夫)
提案内容: 三相誘導電動機を利用した産業用機器の電源設計において顧客ニーズに合わせた商品開発。
千葉大学 学術研究・イノベーション推進機構 スタートアップ・ラボ(松永 博充)
提案内容: Smart GlycoRice。血糖値を気にする方にとって新しい価値を提供するプラットフォーム。
ビジネスアイデア部門
提案内容: 精神・発達特性を対象とした理解を深める研修プログラム。
- - 奨励賞: 株式会社ドウセン(代表取締役:川島 愛香)
提案内容: 動画編集を学びたい主婦と企業をつなぐマッチングサービス。
- - 最優秀賞: 千葉大学 学術研究・イノベーション推進機構スタートアップ・ラボ(矢澤 智弘)
提案内容: 感性が共創されたぶどう体験を提供するアグリテイメントの提案。
- - 新しい試み: 千葉経済大学Re:Read House
提案内容: 空き家を活用したシェア型の読書倉庫の構想。
まとめ
今回受賞した9者の提案はいずれも地域の課題解決や新たなビジネスチャンスを生み出すものであり、地域経済の発展に寄与することが期待されます。千葉市産業振興財団は引き続き、これらの事業を支援し、事業化につなげるサポートを行っています。また、当日のプレゼンテーション映像や応募ビジネスプランは公式ウェブサイトで公開中ですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!