F&LCがグローバル展開を加速、海外出店200店舗達成の功績

F&LCが海外に進出し、200店舗突破

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES（F&LC）は、2025年3月末までに海外店舗数が207に達することを発表しました。その中には、2024年にオープン予定のスシロー中国大陸1号店や、昨年12月にオープンしたマレーシア1号店も含まれます。F&LCは、日本で培った回転すし文化をそのまま海外に展開し、ブランドのグローバル成長を目指しています。

海外事業の方針と実績

F&LCは「FY24-26 中期経営計画」において、海外事業を最重要課題として位置づけており、特に「海外事業の売上比率35%」という目標を掲げています。出店計画では、310〜320店舗を目指しています。これを実現するために、F&LCは社内方針として「One Company」を掲げ、グループ全体が一体感を持って、お客さまにより良い体験を提供することに力を入れています。

F&LCは、全店舗を現地法人による「グループ直営」で運営しており、日本で培った経験を持つ社員が各国でマネジメントを行います。そのため、現地スタッフと連携し、日本のブランドを忠実に再現することを目指しています。

スシロー未来型万博店

さらに、2025年に開催される「大阪・関西万博」でも、F&LCは特別な出店を計画しています。「まわるすしは、つづくすしへ。―すし屋の未来 2050―」をテーマにした「スシロー未来型万博店」では、来場者に新しい寿司の世界を体験してもらうことが狙いです。スシローはこの40年間、日本の回転すし業界で13年連続売上第1位を誇っており、その名声を基に、グローバル展開を進めています。

多様な国と地域での展開

F&LCの海外展開は、すでに広範な地域に及んでいることも特徴です。例えば、2011年に韓国に海外1号店をオープンし、その後、台湾、香港、シンガポール、タイ、インドネシアなど、さまざまな国に進出しました。各国において、日本の味をそのまま届けることを基本方針としています。

2024年には、アメリカに「杉玉」業態を出店予定です。これは、日本の文化を感じさせるために屋号を「酒林」に変更しましたが、提供される体験やフードメニューはそのままとなります。

未来の展望

F&LCは、創業以来の「うまいすしを、より多くのお客さまに」という理念をもとに、これからもますます進化し続ける考えです。2026年までに310〜320店舗の達成を目指し、海外事業を一層拡大する予定です。この成長の先には、さらなる新たな挑戦が待っているでしょう。

F&LCは、全世界に日本の食文化を広めるため、今後も邁進していく姿勢を見せています。彼らの成長から目が離せなくなりそうです。