台湾の最新ビジネスニュース
2026年の第1週、台湾ビジネスにおける重要なニュースがいくつか発表されました。これらの情報は、台湾における経済や産業の動向を理解する上で非常に重要です。今週の注目すべきトピックは、台湾人の海外旅行が過去最多を更新したこと、そして米国と台湾の経済対話が新たな展開を迎えていることです。
台湾人の海外旅行数が過去最多に達する
交通部観光署によると、2025年の台湾人の出国者数は延べ1,894万4,436人となり、前年比で12.4%の増加が見込まれています。この数字は、コロナ以前の水準をも上回り、過去最高の記録です。
特に日本への渡航が好調で、673万817人が訪日すると予測されています。これは出国者全体の約35.5%にあたります。日本の地方空港への直行便の増加と、円安が影響していると考えられています。しかし、外国からの訪台者数は857万人にとどまり、旅行収支は約7,000億台湾元の赤字が見込まれています。
米台経済対話が新たな枠組みを発表
節目となる日、米国と台湾は「経済繁栄パートナーシップ対話(EPPD)」を開催し、AIやドローンサプライチェーンの構築に関する新たな枠組み「パックス・シリカ(Pax Silica)」に署名しました。これにより、両国はAI、ドローン、重要鉱物、次世代通信(6G)など7つの分野での連携を強化する方針です。
特に、台湾の工業技術研究院が、米国のドローン認証制度「Green UAS」の評価機関としてパートナーシップを結ぶことが注目されています。この動きにより、台湾は米国以外で唯一の認証拠点となり、「非・紅色供給網(ノン・レッドサプライチェーン)」の構築が進むと期待されています。
米国在台協会のグリーン所長は、台湾における防衛予算の増額に支持を表明し、「自由は無償ではない」と強調しました。これは、台湾企業の防衛産業への役割拡大を示唆する重要な発言です。
シンプルマート、OKマートを買収
小売業界では、台湾のスーパーマーケット大手、シンプルマートがコンビニエンスストアのOKマートを買収する旨を発表しました。この買収は1億2,500万台湾元で行われ、シンプルマートの成長戦略の一環として解釈されています。
長栄海運の新たな船舶発注
最後に、長栄海運はアジア向けのコンテナ船を23隻発注したと発表しました。従来の大型船に加えて、中型船の増加も見込まれています。これにより、台湾の海運業はさらなる発展を遂げることでしょう。
これらのニュースは、台湾における経済活動や観光のトレンドを示しており、今後のビジネス戦略に影響を与える重要な要因となるでしょう。台湾経済の動向を把握するためには、これらの情報を積極的に追いかける必要があります。