イオンファンタジーが新たに「ポジティブインパクトファイナンス」を活用し環境への貢献を強化

イオンファンタジーが新たに「ポジティブインパクトファイナンス」を実施

株式会社イオンファンタジーは、2025年8月15日にイオン銀行との協力を通じて「ポジティブインパクトファイナンス」（PIF）を実施することを発表しました。この取り組みは、千葉銀行が行った「ポジティブインパクト評価」（PI評価）を基盤としており、当社のサステナビリティ経営をさらに一歩進めるものです。

ポジティブインパクトファイナンスの背景

ポジティブインパクトファイナンスは、企業が持続可能な発展を目指すための資金調達手段として注目されており、特に環境や社会に対するプラスの影響を評価されることが重要です。イオンファンタジーは、千葉銀行とちばぎん総合研究所とともに、国連環境計画・金融イニシアティブ（UNEPFI）が定める「ポジティブ・インパクト金融原則」に従った評価を実施しました。

この評価は、株式会社日本格付研究所によって第三者意見が付されており、信頼性が担保されています。このようにして得た評価のフレームワークに基づき、各社が資金調達を行う際には、ポジティブインパクトファイナンスを活用できるようになるのです。

イオンファンタジーのゴール

イオンファンタジーは、当社の持続可能性方針を通じて「こどもたちの夢中を育み、”えがお”あふれる世界をつくる。」という目的を掲げています。2022年4月に制定されたこの方針は、環境や社会に配慮した企業活動を推進し、持続可能な社会への貢献を目指しています。サステナビリティ経営を実現するために、経済・環境・社会に対するポジティブな影響を増大させつつ、潜在的なネガティブ影響を特定し、これを緩和するための具体的なKPI（重要業績評価指標）を設定しています。

評価の重要性

ポジティブインパクト評価においては、企業がSDGs（持続可能な開発目標）の達成に向けた取り組みを示すことが求められます。これにより、融資を受けた企業はその環境や社会への貢献が数値として可視化され、評価は持続的なモニタリングが行われることが約束されます。

また、融資を行う銀行にとっても、責任ある金融機関としての役割を果たすことができ、金融資産が持続可能なプロジェクトに向けられることが期待されます。