松戸市博学連携展示「松戸探検」
令和7年1月15日(水)から、松戸市の市立博物館で「松戸探検 100年前からのくらしのうつりかわり」という展示が始まります。この展示は、主に小学校3年生を対象にした社会科の学習内容に基づいており、昔の生活に触れることを通じて、現代との違いやつながりを感じることが目的です。
昔の暮らしをテーマにした展示
この展覧会では、「住まう」「食べる」「着る」「くらす」「耕す」「写真でみる松戸のうつりかわり」という6つのテーマに分けられた約170点の資料が展示されます。これにより、参加者は昔の台所や日常生活道具、衣類などを見ることができ、どのように人々が生活していたのかを具体的に知ることができます。
特に注目は、子どもたちが手を触れたり実際に体験できるコーナーです。展示解説員が直接説明を行い、参加者の興味を引き立てる工夫がなされているため、ただ見るだけでなく、実際に体験することができる体験重視の展示になっています。
また、松戸の風景がどのように変わってきたかを写真で振り返るコーナーもあり、ぜひ大人の方々もお子さんと一緒に訪れて、子どもたちに思い出や知識を伝えていただきたいと思います。さらに、常設展示での常盤平団地の60年前の様子を見比べることで、どのように生活環境が変わってきたのかを体感することもお勧めです。
詳細情報
この展示は、令和7年1月15日(水)から5月18日(日)まで開催されます。ただし、休館日は月曜日と第4金曜日です(祝日の場合は翌日休館)。会場は松戸市千駄堀671にある市立博物館企画展示室で、観覧料は無料です。期間中には、さまざまな関連イベントも開催される予定です。
関連イベントの紹介
1.
小学生学芸員「米づくり展示解説会」
1年間にわたって米づくりを体験した小学生たちが、その成果をまとめたパネルを用いて解説するイベントが1月26日(日)に行われます。参加者は子どもたちの成長を感じることができるでしょう。
2.
土曜ワークショップ
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天秤棒で桶をかついでみよう
水道がなかった頃の生活を体験できるワークショップで、桶を実際にかついでみることができます。
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風呂敷を使ってみよう
昔ながらの風呂敷の包み方を体験し、実生活に活かせる知識を学びます。
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機織りをしてみよう
手織機を使って、実際に機織りを体験することができます。
3.
紙芝居と昔の遊びを楽しむ日
3月30日(日)には、紙芝居や昔のおもちゃを楽しむイベントも予定されており、子どもたちにとっても楽しい体験ができるでしょう。
お問い合わせ
この展示やイベントに関する詳しい情報は、松戸市生涯学習部文化財保存活用課博物館までお問い合わせください。(月曜日休館)
ぜひ、この機会に松戸市の博物館に足を運び、100年前の暮らしについて学んでみてはいかがでしょうか。お子さんだけでなく、大人の方々も楽しめる内容が盛りだくさんです。