未来を切り拓く「かわさきベンチャースクール」
川崎市は市制100周年を記念して、NECとの協力により教育プログラム「かわさきベンチャースクール・体験講座」を開催しました。このプログラムは将来の社会を担う高校生や大学生を対象にしたアントレプレナーシップ教育であり、次世代のリーダーの育成を目指しています。
プログラムの概要
2024年12月21日(土)、川崎市のNEC玉川事業場にて行われたこの体験講座では、高校・大学生が11名集まりました。参加者は、社会起業家との交流やワークショップを通じて、社会課題への理解を深めることを目的としています。ここでは、NECプロボノ倶楽部のメンバーが参加者をサポートし、知識と経験を共有しました。
体験講座では、株式会社Helteの代表であり、NEC社会起業塾の卒業生である後藤学氏の講演を聴きました。後藤氏は自身の経験を基に、社会起業家としての道筋を語り、参加者に大きな刺激を与えました。また、参加者は技術者との座談会や、デジタル技術を活用した社会課題解決のためのワークショップにも参加しました。
成果とアンケート結果
体験講座後、参加者にアンケートを実施したところ、大多数が社会課題解決への興味が高まったと回答しました。具体的には、78%が「高まった」、22%が「少し高まった」としています。また、89%の participants が起業への関心が高まったとの結果も示されました。このような意識の変化は、講座の効果を裏付けています。
参加者からは、「新しい考え方や経験に出会えた」「自分がやりたいことに気づくきっかけになった」との声が寄せられ、このプログラムの意義深さを感じさせる結果となりました。
今後の展開
体験講座の後、2025年2月1日から2月23日の間に、「実践講座」が開催される予定です。こちらは全5回にわたり、さらなる実践を通じた学びの場となります。参加者は高校生から大学生の20名を対象としており、企業技術者とのトークセッションや、課題の発見から解決策を考えるワークショップが含まれます。
まとめ
NECは今後も「かわさきベンチャースクール」の取り組みを通じて、川崎市における持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。このプログラムはただの教育にとどまらず、次世代の社会起業家を育成し、新しい価値を創造するための出発点となることでしょう。興味のある方は、ぜひ参加申し込みを検討してみてください。
詳しい申込みについては、
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