理解を深めるボードゲーム
2025-07-24 12:12:02

難病・障がいに関する理解を深めるボードゲーム開発プロジェクトが始動

難病・障がいに関する理解を深めるボードゲーム開発プロジェクトが始動



非営利法人エニワンプロジェクトが、新たなボードゲーム『オタガイゴトゲーム』の開発を通じて、難病や障がいと共に生きる方々への理解を促進するプロジェクトを始めました。2025年7月24日から、ボードゲーム制作に必要な資金を募る本企画は、難病当事者の視点から、偏見を減らし、共感を広げることを目的としています。

プロジェクトの背景



エニワンプロジェクトは東京都練馬区に本拠を置き、難病を抱える当事者による非営利団体です。代表理事の狐崎友希は、患者会の代表として長年にわたり、当事者の声を社会に届ける活動を行っています。今回のプロジェクトは、「病気のある人もない人も当たり前に生きられる世の中を実現する」との思いから生まれました。

みんなで支え合う共感の心



『オタガイゴト体験共感プログラム』では、参加者が多様な困難を持つ人々の視点を体験できるような工夫が凝らされています。プログラムは主に3つのステップから成り立っており、まず当事者が語る講演を聞くことから始まります。次に、人生ゲーム型のボードゲームで、当事者の視点や体験を擬似的に体感します。最後に参加者同士での意見交換を行い、互いの理解を深めましょうと促します。

ボードゲームでは、参加者が様々な決断や課題に直面するシナリオが用意されており、実際に難病や障がいを持つ方々の生活のリアルな一部を疑似体験することができます。これにより、ゲームを通じて自然と理解が進むことを狙っています。

各地での展開



すでに神奈川県大和市と栃木県那須塩原市の地域イベント、千葉県や岩手県の小中学校でのプログラム実施が決まっており、全国に広がる見込みです。この活動は学校教育においても重要な役割を果たし、教育現場での障がい理解を後押しします。

支援の輪を広げるための呼びかけ



エニワンプロジェクトでは、ボードゲーム制作に必要な250万円の資金を集めるために、企業や個人のサポーターを募っています。「きれいごと」を現実にするためには、多くの方々の応援が必要です。寄付サイト「congrant」や企業スポンサーシップを通じて、さまざまな形での支援を期待しています。

私たちの目指すのは、「生きているだけで迷惑をかけている」という偏見をなくし、理解し合える社会の構築です。この実現に向けて、お互いさまの精神を忘れずに進んでいきたいと考えています。

プロジェクトに参加する方法



エニワンプロジェクトへの支援を希望する方は、特設ページを通じて詳細をご覧いただけます。情報は随時更新され、プログラムの実施予定地や参加者の声に関しても提供されていく予定です。また、寄付の形での参加も大歓迎です。皆様のご協力が、このプロジェクトを支える大きな力になります。

参考リンク



この取り組みに関心を寄せ、支援をいただくことで、難病や障がいに対する理解を深め、共生社会の実現に貢献することができればと願っています。ぜひ、私たちと共に新たな一歩を踏み出してみませんか?


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