市原市が進める子ども・子育て支援の新施策とロゴマーク

市原市が取り組む子ども・子育て支援の新施策

千葉県市原市では、子どもや若者、さらには子育てを行う家庭向けの支援をより一層充実させるため、「市原市こども計画」を令和7年3月に策定しました。この計画の目的は、地域のニーズに応じて多様な支援を提供し、子育て世帯が安心して暮らせる環境を整えることです。

キャッチフレーズとロゴマークの作成

新しい施策を促進するため、市原市は「もっと、ぎゅっと、こどもと。いちはら」というキャッチフレーズとロゴマークを導入しました。このフレーズには、親子の貴重な時間を「もっと」持ちたいという願いや、地域全体で子育て家庭を「ぎゅっと」支えたいという思いが込められています。デザインは、市原市地域おこし協力隊の元メンバーである髙橋洋介さんによるものです。

令和7年度の新規事業内容

市原市では、令和7年度に以下の新規事業を展開します。これにより、地域の子どもたちや子育て家庭への支援を強化します。

1. こどもの居場所づくり支援事業

この事業は、子どもたちの安全な居場所を確保することを目的とし、新しい居場所の立ち上げや、既存施設の支援を行います。運営費や開設費用の補助が行われます。

2. こどもの学びの選択肢確保事業

不登校の子どもたちも学びの機会を失わないよう、フリースクールの利用料や運営費の一部を補助します。これにより、すべての子どもに学びの場を提供します。

3. 不妊治療費助成事業

生殖補助医療を受ける際にかかる先進医療の費用を助成します。医療の選択肢を広げることで、希望する家族の実現を目指します。

4. １か月児健康診査費用助成事業

乳児の健康を維持・促進するため、健診にかかる費用を助成し、安心して子育てができる環境を整えます。

5. ひとり親家庭住宅支援事業

これからの生活の安定を図るために、ひとり親家庭向けの賃貸住宅の家賃や保証料を補助します。

子育て応援BOXの作成

市原市では、これらの施策を一覧にした「いちはらこども・子育て応援BOX」というパンフレットも作成しました。このパンフレットは、市内の子ども・子育て関連施策をまとめており、見やすさに配慮した内容となっています。また、市のウェブサイト上でも事業一覧が確認できるので、最新の情報が手軽に入手できます。

市原市の新たな取り組みは、地域全体で子どもたちとその家庭をサポートするための一歩です。今後も市は新たな施策を追加する予定であり、地域の皆さんにも常に最新の情報を提供していくことでしょう。市原市に住むすべての家庭が、安心して子育てを行える環境づくりを目指すこの取り組みに、ぜひ注目していきたいですね。