医工系カレッジ開催
2025-03-02 11:44:14

岡山大学が医工系カレッジコースを開催し産学連携を推進

岡山大学が医工系カレッジの上級カリキュラムを開催



国立大学法人岡山大学が2025年1月27日と28日に、株式会社日立ハイテクが運営する那珂地区で、医工系に特化したTCカレッジの上級カリキュラムを実施しました。このカリキュラムの目的は、技術職員の高度な専門性を養成し、産学連携の強化を図ることです。

カリキュラムの内容



今回のカリキュラムは、走査型電子顕微鏡(SEM)と透過型電子顕微鏡(TEM)の応用技術に関するもので、株式会社日立ハイテクの専門技術者が講師を務めました。参加した岡山大学の総合技術部の技術職員は、最新の機器を使用し、基礎的な原理から高度な解析機能まで幅広い内容を学びました。具体的には、2日間にわたり、実習を交えながら操作や解析手法を習得しました。

特に、受講生が実際に作製したサンプルを用いた観察のセッションが設けられ、トラブルシューティングや機能の調整方法を学ぶことで、実践的なスキルを高める貴重な機会となりました。

参加者の声



参加した楢崎技術専門職員は、「最新機器を通じて多くの知識を得ることができ、今後の研究に活かしたい」と語り、塚野技術主任は「多様な顕微鏡に触れ、その解析技術の深さに感動した」とコメントしました。このように、受講者からはポジティブなフィードバックが寄せられました。

岡山大学の取り組み



今回のカリキュラムは、岡山大学が文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として行われました。岡山大学の総合技術部本部長である佐藤法仁副理事は、「産学連携を通じて技術職員の高度なスキルを磨くことが、国全体の研究基盤を強化する一助になると考えています」と述べ、今後の意気込みを語りました。

今後の展望



岡山大学は、引き続き株式会社日立ハイテクとの連携を深め、産学連携を通じた技術職員の育成に力を入れていきます。地域社会と世界の未来を創造するために、研究大学としての役割を全うしていく姿勢を見せています。今後も岡山大学とその取り組みに注目が集まることでしょう。

このように、岡山大学は科学技術・イノベーションを推進し、地域社会へ貢献する大学としての役割を果たしています。私たちは、その成長を見守り、期待を寄せていきたいと思います。


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