Z世代×CMの効果
2025-09-11 12:07:19

学生が手掛けたCMが証明した!Z世代女性のトライアル購入を促す広告効果

学生の力でZ世代を振り向かせるCM効果



株式会社ゲート・ワンと産業能率大学 経営学部 小々馬ゼミの学生たちが実施した産学連携プロジェクトは、Z世代への新しいアプローチを実現しました。今回のプロジェクトでは、学生が考案したCM「ファミマル ポテトチップス 絶品うすしお味」が特に10代の女性に好評を博し、放映後の売上にも明確な影響を与えたことが確認されました。

プロジェクトの背景


この取り組みは、リテールメディアがZ世代の消費行動にどのように影響するのかを実践的に検証することを目的としていました。株式会社ゲート・ワンは、リテールメディアの効果を探るため、Z世代の購買傾向を研究し、学生にその企画を委ねました。特に、彼らが手掛けた15秒のCMは、2025年6月24日から7月7日にかけて、首都圏のファミリーマート約2,900店舗のデジタルサイネージ「FamilyMartVision」で放映されました。

Z世代女性の購買意欲を高めた結果


今回のCM放映後、売上データの分析が行われました。その結果、特にZ世代のトライアル購入を促進する効果があったことがわかりました。男性20代、女性10代及び20代の購入率が過去の同カテゴリー平均を大きく上回り、特に10代女性の購入率は156.5%に達しました。この結果から、学生の企画したCMが実際の購買行動にプラスの影響を与えたことが証明されました。

若者言葉を取り入れたCMのポイント


CMの開発では、学生自身が中心的な役割を果たし、Z世代の嗜好や傾向をリサーチしました。「気分爆上げ」といった若者特有の表現は、視聴者に響き、広告評価においても好意的な反応を得る要因となりました。アンケート調査では、「絶品うすしお味の美味しさが伝わる」「ASMRみたいで美味しそう」「応援メッセージに共感」といった多くのポジティブな意見が寄せられました。

消費者の生の声


  • - 「絶品うすしお味の美味しさが伝わり、試してみたくなる魅力ある広告だった」(男性10代)
  • - 「商品を通じて、親しみやすく、応援してくれるメッセージに共感し、試してみたくなる」(男性10代)
  • - 「頑張っている人へのメッセージが込められており、ご褒美としての購入を勧める」(男性20代)
  • - 「食べている時の音が入っていて、美味しそうだと思った」(女性10代)

このように、キャンペーンによる感情的なつながりが、消費者の行動に大きな影響を及ぼしたことがわかります。

今後の展望


今回の結果を受けて、ゲート・ワンはリテールメディアにおけるZ世代への効果的なアプローチ手法の検証をさらに進め、その知見をマーケティング活動に活かしていく方針です。また、産業能率大学の小々馬ゼミは、Z世代の価値観を深く探求し、実践的なマーケティングスキルを学生に提供し続けています。今後も学生たちが企業との連携を通じて、社会に貢献する活動を展開していくことでしょう。

産学連携の意義


小々馬ゼミは、マーケティングを通じて社会貢献を目指す取り組みを行っています。彼らの研究と実務が重なり合うことで、学生は実践的な知識を身につけ、企業のプロジェクトに直接関わることで、成果を社会に還元する機会を得ています。これからもこうした先進的な取り組みが、企業と学生の原動力となっていくことでしょう。


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