海ごみ問題を考える
2025-05-28 07:47:22

対話を通じて海のごみ問題を考える「うみごme」プログラムが全国で始動

うみごmeプログラムとは



私たちが直面している海洋ごみ問題。海に流入するごみの約80%は、街で発生したプラスチックごみが河川を通じて海に流れ出たものであるとされています。この背景には、私たちが生み出しているごみに対する無知や無関心があります。私たちが日常的に捨てるものが、どのようにして海へと辿り着くのか、一緒に考えてみませんか?

「うみごme」の概要



デザインを通じて社会課題の解決を目指す非営利法人イシュープラスデザインが運営する「うみごme(みぃ)」は、参加者が実際にゴミ拾いを行いながらその出どころや私たち自身の「気持ち」に向き合うことを目的としたプログラムです。今後、このプログラムは様々な地域でワークショップ形式で展開されます。

プログラムの実施内容



この「うみごme」プログラムでは、参加者が拾ったゴミを分類しながら、ゴミを生み出す原因を考え、社会の一員としての責任感や意識を高めていきます。特に、拾ったゴミを捨てるときの感情に注目し、その背景にある想いを言葉にする儀式も行います。ゴミ拾いが対話のきっかけとなり、自分にとっての「うみごme」を発見することが目指されているのです。

ワークショップのスケジュール



2025年7月から9月にかけて実施される予定の第1期では、以下のワークショップが予定されています。

【 vol.1 】福岡県福岡市


日時: 2025年7月27日(日)09:30-11:30
場所: 福岡市赤煉瓦文化館
博多湾の周囲でゴミ拾いをし、海ごみについて考えます。

【 vol.2 】愛媛県松山市


日時: 2025年8月2日(土)14:00-16:00
場所: サイボウズ松山オフィス
街中を歩きながら、海へ流入するゴミの現状を探ります。

【 vol.3 】オンライン


日時: 2025年8月17日(日)09:00-11:00
場所: ZOOM
自宅から参加できるオンライン形式で実施します。

【 vol.4 】千葉県柏市


日時: 2025年8月23日(土)10:00-12:30
場所: 北柏ふるさと公園内(予定)
手賀沼でSUPを使ったゴミ拾いを行います。

勉強会と作戦会議



さらに、9月14日には「うみごmeプログラム」を地域で活用する術を学ぶ勉強会と作戦会議がオンラインで開催される予定です。実際に参加経験のある方が対象です。

うみごmeの意義



「うみごme」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代に美しい海を引き継ぐための活動でもあります。私たちが日々の生活の中で直面している社会課題に価値観を見出し、行動することで、海水の美しさと豊かさを守ることができるのです。

一緒に海のごみ問題に向き合い、未来のために行動していきましょう。参加申込や詳細は公式サイトでご確認ください。


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