四街道市立図書館が千葉県知事賞を受賞
先日、千葉県が主催する第15回「ちばコラボ大賞」において、四街道市立図書館が千葉県知事賞を受賞したことが発表されました。この栄誉は、四街道市立図書館が地域の多様な団体や企業、大学と協力して推進している取り組みの成果を称えたものです。2023年12月15日にホテルプラザ菜の花で行われる表彰式では、その活動の模様も発表されます。
受賞の背景
四街道市立図書館は、ただ単に本を借りる場所としての役割を果たすだけでなく、世代や立場を超えて人々が集まる共創の場へと図書館を再構築しています。これにより、地域の課題解決を目指す活動を幅広く展開しており、例えば子育て支援や健康づくりに関連したイベントが開催されています。
担当機関と連携する取り組み
この取り組みは四街道市立図書館を中心に、岩渕薬品株式会社や千葉大学予防医学センター、地域包括支援センターなど多数の団体と連携して行われており、地域の多様なニーズに応えています。その中でも特に注目されているのが、親子を対象にしたボードゲームやプレーパークの開催です。これらのイベントは、地域住民同士の交流を促進し、参加者一人ひとりが持つ知識や経験を共有することができる貴重な機会となっています。
事例紹介と今後の展望
受賞した取り組みの一部として、有名な「朝飯図書館」という企画が挙げられます。この企画では、地域の企業やNPO、住民が協力し、朝食を共にしながら図書館での時間を楽しむことができます。こうした取り組みは、単に本を借りる場から多世代が交流できる場へと変化させ、「図書館が地域をつなぐ場」としての新たな役割を果たすことを目指しています。
また、障がい者施設との協力による「駅の図書館」など、様々な啓発企画が展開されており、地域の誰もが利用しやすく、また参加しやすい環境の整備が進められています。
表彰式の詳細
表彰式は、令和7年12月15日(月)にホテルプラザ菜の花で実施され、13時30分から14時15分にかけて表彰が行われ、その後14時30分から17時まで事例発表と交流会が続きます。他の受賞事例との交流を通じて、さらに新たなアイデアや地域への貢献が促進されることが期待されています。
今後も四街道市立図書館の取り組みは、地域課題の解決へと向けた重要な活動として注目を集めることでしょう。地域の皆さんと共に成長し、新たな公共空間を築いていく図書館の未来が楽しみです。