業界の未来を考える!
LOGIQ株式会社は、2025年に開催されるJapan DX Week 2025 秋展に参加します。このイベントは、デジタルトランスフォーメーションに関連する最新情報が発信される重要な場であり、LOGIQのCEO、切畠智人が登壇し、「ベンダロックイン時代の企業戦略を考える」とのテーマで講演を行います。今回の登壇は、LOGIQにとって3回目となり、以前の春展では会場が満席になるなど大きな反響がありました。
講演の背景
近年、エンタープライズソフトウェア市場においては、VMwareやOracle JDKなどの企業による市場支配が問題視されています。特に「エコシステムの再構築」を名目にした企業戦略が、実際には開発やサポートの多様性を損なう構造的リスクへとつながっているため、注意が必要です。これらの影響はIT分野に留まらず、教育や食料供給といった社会の根幹にも及んでいます。
たとえば、アメリカのインディアナ州では、VMwareのライセンスが原因で小学校の教育プログラムに支障をきたす事態が発生しました。またイギリスでは、食料供給の安定性が脅かされています。このような状況を受け、切畠CEOは企業IT戦略が抱えるリスクを見極め、それに対抗するための具体的な方策について講演を行います。
LOGIQの役割と使命
LOGIQは、ベンダロックインの問題に対して真剣に取り組む企業です。2024年6月の設立以来、独自に開発した診断・移行ツール群やマイグレーション技術を駆使し、すでに多くのエンタープライズ顧客にサービスを提供しています。これらの技術は、オープンソースの知見を基にした実践的なプロフェッショナル・ソリューションとして高く評価されています。
2025年7月にはLOGIQを中心に、5社の連合によって非営利国際団体「Unchained Stack Foundation」が設立され、ベンダロックインからの脱却を目指して活動を開始するといいます。これは社会全体のためにも重要なステップです。
講演の詳細
- - イベント名:Japan DX Week 2025 秋展
- - 日時:2025年10月23日(木) 12:15〜13:00
- - 会場:幕張メッセ(千葉市美浜区)
- - テーマ:「ベンダロックイン時代の企業戦略を考える 〜 VMware / Oracle JDK問題から見える構造的リスク 〜」
- - 登壇者:LOGIQ株式会社 代表取締役CEO 切畠智人
切畠智人のプロフィール
切畠智人CEOは、元・米国オラクル・コーポレーションの日本事業責任者であり、ゼロから日本市場を開拓して米国に次ぐ世界第2の市場に成長させた実績を誇ります。オラクルを退職した後、2024年にLOGIQを創業し、オープンソーステクノロジーを駆使して企業戦略における危機管理を進めています。
この講演では、切畠CEOが直面している課題を解消するための戦略について具体的な提案を行う予定です。IT業界に関心のある方は、ぜひご参加ください。