ゲームと現実の融合
2025-09-24 12:58:15

東京ゲームショウ2025で『IWAKUNI QUEST』がゲームと現実を結ぶ新しい体験を提供

新たな体験を実現した『IWAKUNI QUEST』



2025年9月、千葉県幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2025(TGS2025)。このイベントに山口県岩国市が出展し、株式会社リボーンスミスが手がけるPCゲーム『IWAKUNI QUEST』が注目を集めます。本作の最大の特徴は、ゲームの世界観とリアルが融合したデザインにあるのです。

リアルとバーチャルの架け橋



リボーンスミスの代表取締役である玉田和幸氏は、デザインを通じて地域の資源に新しい価値を与えることを理念としています。『IWAKUNI QUEST』では、ゲーム内のキャラクター「玖西あかり」の衣装に使用された伝統織物「玖珂縮」の縞柄を、日本の美しい風土を映したポロシャツに取り入れました。
その結果、来場者が現実でその質感を体験できるようになる仕組みを作り上げています。ポロシャツは、袖口に縞柄が施され、また特製のNFC機能を持つレザータグが付随しており、スマートフォンをかざすだけで岩国市の公式情報にアクセス可能です。

地域文化とのシンクロ



本作に登場するキャラクターは、岩国市の地理や歴史、行事に根ざして設計されています。これにより、仮想のキャラクターが現実の観光地でもインタラクションを持ちやすくなっています。特に、玖西あかりの衣装には玖珂縮を取り入れており、スタッフ用のユニフォームとも一体化したデザインになっているのです。

新しい形のゲーム体験



昨年には「岩国城ちゃん」や「う飼様」といったキャラクターの原案を制作した実績があり、今年は新たに登場する「山代 清流」「由宇 海凪」「玖西あかり」のデザインを担当。この制作プロセスでは、岩国市の文化や産業について深くリサーチし、「玖珂縮」の豊かなメッセージを掘り下げて取り入れている点が特徴です。

また、リボーンスミスは自社のキャンプブランド「LUVIDWORKS」を通じて、これらのユニフォームを企画しており、伝統と現代の技術を組み合わせた独自のアプローチが示されています。

コンセプトの実行



玉田氏は、「ゲームと現実を同じ設計思想で結ぶことが、地域の文化価値を伝える最良の手段である」と話しています。この視点から、彼は『IWAKUNI QUEST』のデザインに取り組んでいます。そして、訪れた人々が岩国の文化に興味を持ち、実際に体験してもらえることを願っています。

次回の休暇にはぜひ、TGS2025で岩国市の魅力を直接感じてみてはいかがでしょうか。楽しみながら地域の文化に触れる貴重なチャンスです。

東京ゲームショウ2025 詳細



  • - 開催日時: 2025年9月25日(木)〜28日(日)
  • - 出展場所: 幕張メッセ ホール505-N01
  • - 入場方法: 公式ウェブサイトで最新情報を確認してください。試遊体験についてはありませんが、リアルな連携を楽しむことができます。

公式ウェブサイト: 東京ゲームショウ2025


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