消防救助隊連携訓練
2025-10-03 14:06:41

市原市で国際消防救助隊の連携訓練が開催されます

市原市で国際消防救助隊の連携訓練が開催



2023年10月9日と10日、千葉県市原市にて「令和7年度国際消防救助隊千葉県連携訓練」が行われます。この訓練は、昨年から毎年実施されており、国際消防救助隊に登録されている県内7つの消防本部の隊員が集結し、実際の災害に即した訓練を通じてお互いの救助技術や知識を向上させることを目的としています。

開催詳細


訓練は、次の日程と場所で実施されます。
  • - 日時: 10月9日(木)・10日(金) 8時30分~17時15分
  • - 予備日: 10月23日(木)・24日(金)
  • - 会場:
- 市原市総合防災センター (市原市山田橋343番地)
- 市原市養老川臨海備蓄センター (市原市五井南海岸1番地3)

訓練には、千葉市消防局や市川市消防局、船橋市消防局など、県内の7つの消防本部から登録された46名の隊員が参加し、訓練支援隊員も加わります。これにより、各消防本部間の連携を深め、迅速かつ的確な救助活動が遂行できるよう訓練を行います。

訓練の目的


この連携訓練では、国際消防救助隊によって、海外で発生する大規模災害に応じた捜索救助活動が想定されています。訓練を通じて、隊員は現場での状況判断能力や、危険に対する耐性を育み、日頃の訓練が如何に重要であるかを再認識する機会となります。これらの実践を通じて、国際緊急援助活動に参加する際のチームワークや技能の向上を図ります。

一般見学について


今回は消防関係者及び報道機関を除き、安全上の観点から一般見学は不可とさせていただきますが、地域住民の皆さんにとって、この訓練がどのような意味を持つのかを理解する良い機会です。

国際消防救助隊について


国際消防救助隊(IRT)は、1986年に設立され、全国の消防本部が協力して活動しています。大規模災害の際に迅速かつ的確に国際的な救援活動を行うために、全国で77の消防本部が599名の隊員を登録しています。これまでに22回、世界各地の被災地へ派遣され、多くの命を救ってきました。

市原市におけるこの訓練は、地域の安心・安全を高めると同時に、全国的な救助体制の一環としても重要な意味を持っています。地域の皆さまの理解と協力のもと、これからも目指すべき安全社会の実現に向け尽力していきます。


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