銀賞・銅賞を手にしたポラスグループの若き大工
2025年10月、愛知県で行われた『第63回技能五輪全国大会』。この大会は、23歳以下の若手技能者たちが、その技術を競い合う場であり、全国から930人以上が集まりました。ポラスグループからは、埼玉県及び千葉県の代表として7名が建築大工職種に参加し、その中で特に目立った成果を上げたメンバーを紹介しましょう。
輝く銀賞と銅賞
ポラスハウジング協同組合の志村渉さん(21歳)と宗像良人さん(21歳)が、それぞれ銀賞と銅賞を獲得しました。大会への挑戦には多くの苦労が伴ったと語る彼らですが、その分達成感もひとしお。志村さんは「金賞を狙っていたため、悔しい気持ちもあるが、銀賞を取れて嬉しい」と感じており、次年度の挑戦に向けて早くも意気込みを見せています。一方、宗像さんも「昨年の敢闘賞からステップアップし、嬉しい」とコメント。来年が最後の挑戦になるため、ミスを減らし、金賞を目指すと力強く語ってくれました。
幾人もの敢闘賞受賞者
また、敢闘賞を受賞した千葉大輝さん(21歳)、鈴木真都さん(20歳)、望月健太郎さん(20歳)の3名も、それぞれの思いを抱いています。大会直前、すべてが順調だっただけに、千葉さんは「組み立て段階でのミスが悔しかった」と過去を振り返りました。しかし、彼は「この練習を通じて成長を実感している」と前向きな一面も見せています。
鈴木さんは、自身の不安を乗り越えた結果として「この賞を取れて嬉しい」と話し、今後の努力を誓いました。望月さんも「貴重な経験を得た」とし、現場での仕事へのモチベーションを高めています。
技能五輪の意義とは
この技能五輪全国大会は、1963年からの歴史を持ち、日本における技能者の質を底上げするために設けられたイベントです。技能尊重の大切さを広くアピールし、若手技能者たちにとっての目標となることを目指しています。ポラスグループの参加者たちは、この大会での経験を糧に、さらに技術を磨き続けることでしょう。
未来に向けて
ポラスグループの若手技能者たちは、今回の大会を通じて得た経験を未来の職業人生に活かす意欲を見せています。彼らの成長を見守り、また来年の大会で新たな挑戦を期待しましょう。ポラスハウジング協同組合の次なる活躍が楽しみです。