CS Award 2025 Summer受賞者が決定!
成田空港で行われるCS Awardは、素晴らしいサービスを提供したスタッフを表彰する制度です。今回の2025 Summer受賞者が決定し、心温まるエピソードが話題となっています。ここでは、受賞者の素晴らしい対応をご紹介します。
1. お客様に寄り添った心のこもったサービス
受賞の一人目は、株式会社エメ・マギーの大場優子さん。腰痛で困っていたお客様に対し、大場さんは非常に丁寧で心のこもった対応を行いました。お客様は突然の腰の痛みで不安に思っていたところ、ドラッグストアで働く大場さんが声をかけ、腰用サポーターのサンプルを提案。ご自身の経験を踏まえた説明により、お客様は安心してサポーターの選び方を理解し、大変感謝されました。お客様からは、「業種は違えど、同じサービス業に携わる者として、素晴らしい経験と学びを得た」との感想が寄せられました。大場さんの思いやりある対応は、ただお客様を安心させるだけでなく、他のサービス業従事者にも大きな気づきをもたらしました。
2. 学ぶ姿勢が生んだ心に響くおもてなし
次に紹介するのは、三本珈琲株式会社の中津川依利さん。中津川さんの接客は、マスク越しでも伝わる笑顔が印象的で、幅広い状況に心を寄せた対応が好評を博しています。特に、外国のお客様に小銭での会計サポートや、スペイン語を話すお客様への挨拶など、心のこもったアプローチが評価され、感謝の声も多数寄せられました。中津川さんは、冷静に対応するための『クレーム対応スペシャリスト』の資格を取得し、語学学習にも力を入れています。常に高品質なサービスを提供する姿勢が、今回の受賞につながりました。
3. 温かい対応と思いやりでお客様を救う
最後にご紹介するのは、東京税関成田税関支署の藤原さおりさんと中嶋利勝さんの連携です。最終フライト終了後、藤原さんは検査場を巡回中、体調を崩しているお客様を発見。お客様は日本帰国後で体調が優れず動けない状態でした。藤原さんは迅速に車いすの利用を提案し、サポートチームに連絡。お客様は無事に車いすを利用し、駐車場まで運ばれました。後日、お客様からは「不安な気持ちの中で温かい対応に救われた」と感謝の言葉が届きました。業務を超えた臨機応変な対応が、高く評価され今回の受賞となりました。
このように、CS Award 2025 Summerの受賞者からは、心に響くサービスの数々が紹介されました。どのスタッフも、お客様のニーズに寄り添い、信頼関係を築くための努力を惜しまない姿勢が見受けられます。これからも成田空港のスタッフは、質の高いサービスを提供し続けてくれることでしょう。