尼崎市とアイシティの協定
2025-01-31 10:51:21

尼崎市とアイシティ、使い捨てコンタクト空ケースの回収協定を締結

使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収に関する新たな取り組みが、兵庫県の尼崎市で始まります。このプロジェクトは、2025年1月28日にアイシティと尼崎市が締結した協定に基づき、市民のプラスチックごみ削減と資源再利用の意識啓発を目指しています。

アイシティはHOYA株式会社アイケアカンパニーが展開するコンタクトレンズ専門店であり、リサイクル活動「アイシティ ecoプロジェクト」に力を入れています。このプロジェクトは2010年からスタートし、使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収を行ってきました。各地のアイシティ店舗には、専用の回収ボックスが設置されており、活動は全国規模で展開されています。

今回の協定は、尼崎市の「持続可能な循環型社会の形成」というビジョンと、アイシティのリデュース、リユース、リサイクルを推進する意欲が合致して実現したものです。

協定では、尼崎市が回収活動の広報や情報発信を行い、回収した空ケースの適正な排出の促進に努めます。また、21カ所の回収拠点も整備され、市役所本庁舎や生涯学習プラザなどがその場として活用されます。 アイケアカンパニーは、回収ボックスを提供し、集まった空ケースの管理を行います。

プロジェクトの目的の一つに、資源再生による環境への貢献があります。アイシティは、リサイクル業者に回収した空ケースを売却し、その収益を日本アイバンク協会へ寄付することで、視力を回復したい人々への支援も行っています。これにより、障がい者の自立支援や就労支援にも寄与しています。

イヤースタイルとして、活動が始まってからの累計回収量は721.10トンに達し、多くの団体や自治体、個人が協力しています。回収したケースの量は約7億2,110万個に相当し、CO2削減量は東京ドーム119.2個分に及びます。

アイシティの協力を得れば、地方に住む人々もこの循環型社会の一翼を担うことが可能です。今後もアイシティは市民とのパートナーシップを強化し、エコロジー活動を広げるつもりです。特に、環境問題が深刻化している今、このようなリサイクルプロジェクトは、持続可能な社会を実現するための重要な一歩と言えるでしょう。

将来的には、さらに多くの参加団体を募ることで、回収活動を拡大し、より多くの空ケースをリサイクルできるよう努めています。市民一人一人の意識が、プロジェクトの成功に向けて不可欠です。アイシティの取り組みを通じて、私たちも環境問題について一緒に学び、行動していけることでしょう。これからもアイシティのエコプロジェクトに注目し、持続可能な社会への取り組みを応援していきたいですね。


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