佐倉市での武家住宅に関する特別講演会
千葉県佐倉市にて、国指定の重要文化財「旧堀田家住宅」で特別な講演会が行われることが決まりました。2025年5月10日(土)の開催で、千葉大学名誉教授・服部岑生氏が講演を行います。今回は「武家住宅の間取り」をテーマに、歴史的な視点から当時の暮らしや空間の工夫について学ぶ機会になります。
和室文化の重要性を再認識
日本の伝統文化の一つである和室は、心を落ち着ける場所として日本人に愛されてきました。この貴重な和室文化を次の世代へと引き継ぐために、「現代・和室の会」が発足しました。この会の一環として、「和室礼讃・連続TALK」が始まり、季節ごとに関東と関西で交互に開催されてきました。わが国の和室文化の大切さを国内外に広め、将来的には無形文化遺産としての認知を目指しています。
特別講演の内容
講演の中心となるのは、武家住宅の間取りです。武家住宅とは、戦国時代から江戸時代にかけての日本に見られる、武士の居住空間を指します。今やその価値は高まり、佐倉市を含めた各地の武家屋敷が重要文化財として保護されています。服部岑生教授の専門的な観点から、武家住宅の構造や住まい方、そしてそこでの生活様式が詳しく解説されます。
また、講演終了後には普段は非公開の「書斎棟」の見学ツアーも計画されています。この貴重な体験を通じて、参加者は歴史的な建物を実際に目にすることができ、より一層深い理解を得ることができるでしょう。
参加方法とアクセス
このイベントは、会場参加者が25名、WEB(ZOOM)参加の50名に限られていますので、早めの申し込みをお勧めします。参加費は一般1,000円ですが、AGA会員の場合は無料です。なお、会場へのアクセスも便利で、JR佐倉駅からは徒歩20分、京成佐倉駅からも同様に徒歩圏内です。また、バスの利用が可能なため、公共交通機関を利用することを強く推奨します。
イベントの魅力を余すことなく体験しよう
講演を聞いたあとは、佐倉市内の武家屋敷を実際に巡ることもおすすめです。学んだ知識を実際の体験に結びつけることで、より深い感動と理解が得られるでしょう。また、伝統と現代が交錯する和室の世界に触れ、それを次の世代に受け継ぐための大切さを共に感じる機会でもあります。和室の持つ魅力を感じてみませんか?
詳細は「現代・和室の会」の公式ウェブサイトやお問い合わせ先をご覧ください。興味がある方は、参加をお忘れなく!
お問い合わせ先
現代・和室の会担当:亀井
TEL:047-474-2507
メール:
[email protected]