古墳墓の購入者が集う、櫻木神社での新たな同窓会

2025年7月19日、千葉県野田市に位置する由緒ある櫻木神社で、古墳型樹木葬を購入した方々の同窓会が開催されました。この催しは“生きているうちに、共に眠る仲間と出会う”という全く新しい発想に基づいており、参加者同士が生前に顔を合わせ、死後も特別なつながりを持つことを目的としています。

生前に出会う新しい終活

従来、墓所は「亡くなってから誰と一緒に眠るのか」が定まらないまま選ばれることが多いのですが、古墳墓プロジェクトはこの常識に一石を投じています。生前のつながりを大事にすることにより、死後の世界での安心感が得られる新しい形の終活を提案しています。

櫻木神社の魅力

同窓会の場として選ばれた櫻木神社は、神道の文化と古墳文化が交じり合う特別な場所です。参加者はこの地で、墓の本来の意味や人との結びつきを再認識し、厳かで温かなひとときを過ごしました。この神社の風情ある空間が、人生を祝う場所としての新たな価値を印象づけました。

参加者の感想

当日、多くの参加者が本プロジェクトの意義を理解し、感動の声を挙げていました。例えば、ある参加者は「“古墳”という形に心惹かれましたが、何よりも“誰と一緒に眠るか”が大切だと思いました」と話しました。また別の方は、「生きているうちに、死後の仲間と出会えるとは思っていませんでした。とても安心感を持てました」という意見も。