千葉エリアの防災意識を高める特集号を発行予定！

千葉県八千代市に本社を置く株式会社地域新聞社は、地域の防災意識を高めることを目的に、2025年8月29日発行予定の『ちいき新聞』特集号に向けて防災に関するアンケートを実施しました。このアンケートは、地域新聞社メルマガ会員48,548名と公式LINEアカウント登録者18,630名を対象に実施され、1,688名からの回答が集まりました。

『ちいき新聞』について

『ちいき新聞』は、千葉県と茨城県を中心に約174万部を発行しており、各家庭のポストに直接配布される週刊フリーペーパーです。この媒体は「地域密着の双方向メディア」をコンセプトに、読者参加型の企画を多く展開しています。今回の特集号では、アンケートの結果を参考にしながら「都市型防災」に焦点を当て、特有のリスクや対策を詳細に伝える内容を予定しています。

防災対策に対する意識

アンケート結果によれば、「災害から身を守るために十分な対策をしている」と答えたのはわずか4.1％という結果になりました。この数字は多くの人が対策を講じているものの、自身の備えに自信が持てない状態を示しています。また、約30％の人々は「あまりしていない」または「全くしていない」との回答もあり、防災対策の実行率にはまだまだ課題が残ることが浮き彫りになりました。

家屋に対する不安の声

「災害が発生した際に家屋のどの部分に不安を感じますか？」という質問に対して、最も多かった回答は「水回り」で、その割合は30%にのぼりました。これは、断水や浸水、排水管の破損などが想定されるためです。また「窓」や「屋根」にも不安を抱く方が多く、普段からの対策が急務とされます。

耐震性に対する関心

さらに、「家屋の災害対策で最も意識していることは何か？」との質問には、6割以上の人が「耐震性」と回答しました。これは日本が定めた建築基準法や耐震等級が影響していると考えられます。耐震等級は、1から3の数字で表され、数が大きいほど高い耐震性を示します。

特集号の内容

今回の『ちいき新聞』8月29日号では、「都市型防災」をテーマにした特集が組まれ、首都圏の特有の課題が取り上げられます。この特集を通じて、防災意識の向上を図り、特に親子で防災を考える機会も設ける予定です。具体的には、親子で参加できる防災クイズや日本赤十字千葉県支部への取材体験、災害時に役立つ商品特集など様々なコンテンツが予定されています。地域住民が防災について考えるきっかけとなる、意義深い紙面作りを目指します。