焼成新理論と実演
2025-11-18 16:45:27

焼成新理論とiCombi Pro活用術の最前線を体験するイベントレポート

焼成新理論とiCombi Pro活用術の最前線を体験するイベントレポート



10月14日、千葉県船橋市の「菓子工房アントレ」オーナーシェフ、髙木康裕氏と株式会社ラショナル・ジャパンが共催した「RATIONAL Expert Kitchen」が開催されました。このイベントはRATIONALの調理システムを用いるエキスパートシェフが、その利点を語ることで参加者に新たな視点を提供することを目的としています。

イベントの背景



ドイツ本社のラショナルはスチームコンベクションオーブンの世界シェア約50%を占めており、日本国内でも高い評価を得ています。髙木シェフは、スチームコンベクションオーブン「iCombi Pro」を駆使した新たな焼成理論について語り、参加者65名と共に焼き菓子の焼成実演を行いました。

焼成の新理論とは



髙木シェフは、独自に確立した焼成理論について詳細に説明しました。この理論では、蒸気を活かし、食材の風味を最大限に引き出すことが重視されています。「iCombi Pro」を使うことで、焼成後1日経っても口どけの良い仕上がりが実現できるといいます。シェフが地元産の卵や牛乳を使用している点も、その品質の高さを物語っています。

多機能調理器の紹介



イベント中盤では、ラショナルのコーポレートシェフの皆川忠康氏が多機能調理器「iVario Pro」の実演を披露しました。この機器は煮る、焼く、炒める、揚げる、圧力調理など多様な調理法に対応しており、特に菓子製作の現場では便利な存在です。何よりも優れたのはその温度コントロール能力で、それによって材料の品質を保ちながら、手間を省いた調理が可能になります。

髙木シェフのメッセージ



イベントの締めくくりに髙木シェフは「菓子作りを楽しむことの重要性」を来場者に呼びかけました。変わりゆく環境に適応しつつも、自分のスタイルを貫き通すことが大切であるとし、技術選びの重要性を訴えました。

職業としてのシェフや、パティシエたちにとって、これからの焼き菓子作りには新しい視点と器具が不可欠であり、その体験を通じて参加者がインスピレーションを得ることができた内容でした。

体験する機会



髙木シェフが実演で使用した「iCombi Pro」や「iVario Pro」は、全国各地で開催される「RATIONAL live」にて体験が可能です。詳細な日程はラショナル・ジャパンのウェブサイトで確認することができます。このイベントを機に、自分自身の菓子作りを新たに実践してみてはいかがでしょうか。

最後に



菓子工房アントレは、素材の持ち味を最大限に生かす製法を信念としており、その取り組みは多くの人々に影響を与え続けています。今後のさらなる展開に期待が寄せられる中、髙木シェフの活動から目が離せません。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 菓子工房アントレ 髙木康裕 RATIONAL

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。