苫小牧高専での出前授業
2026-01-23 14:11:39

苫小牧高専で繰り広げられたサイバーセキュリティの未来を学ぶ出前授業の詳細

苫小牧高専で繰り広げられたサイバーセキュリティの未来を学ぶ出前授業の詳細



日本の高度な技術を支える高等専門学校。その中でもサイバーセキュリティの重要性は年々増しています。苫小牧工業高等専門学校では、令和8年1月13日に「日本シーサート協議会」の出前授業が行われ、サイバーセキュリティに関心のある学生たちが集まりました。この授業は、情報系の学生を対象にしており、サイバーセキュリティ技術者として必要なスキルを学ぶための貴重な機会です。

出前授業の概要


本出前授業では、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)の構築や演習を通じて、サイバーセキュリティの基礎を学び、チームワークの重要性を体験しました。今回は、全国から6名の現役セキュリティエンジニアが講師として参加し、情報科学・工学を学ぶ4年生35名との交流が行われました。
授業は講義だけでなく、ボードゲームを用いたハンズオン形式でも展開され、実際のセキュリティインシデントの対処法を楽しみながら学ぶことができました。

ボードゲームで学ぶサイバーセキュリティ


授業では、最初に「CSIRTとは何か」といった座学講義が行われ、CSIRTの役割や組織内での重要性について学びました。ここで強調されたのは、サイバーセキュリティには単に技術だけでなく、人的な教育も不可欠であるという点です。

その後、学生たちは、ボードゲームを通じて実際のセキュリティインシデントに対処する疑似体験をしました。これは、将来のチーム作りを視野に入れたもので、参加者たちが協力して対応する重要性を再認識しました。特定のマスに止まるとセキュリティインシデントが発生する仕組みは、参加者の士気を高め、実践的な学びを提供しました。「こんなインシデントがあるとは思いもよらなかった」と学生たちからは多くの驚きが寄せられました。

車座での開かれた対話


授業の最後には、参加者が円になって座り、未来のエンジニアたちと現役のセキュリティエンジニアの車座が形成されました。この場では、社会人としての働き方や、学生たちが抱える疑問に対する回答を得ることができました。

「社会人としてどう生きるのか」というテーマで目の前にいる先輩から直接学び、自分たちがどうあるべきかを考える貴重な機会となりました。この座談会では、先輩たちの思いや経験を通じて学生たちの視野を広げる重要な役割も果たしました。

貴重な教材の寄贈


また、出前授業の翌日、参加した高専にはNCAで作成した「セキュリティエンジニアの教科書」が寄贈され、講義の内容を深めるための貴重なリソースとして大いに活用されることでしょう。この教科書は、国内外の情報セキュリティの現状についても多くの知識を提供することが期待されています。

学生たちの感想


参加した学生からは、学びの楽しさや重要性に関する感想が多く寄せられました。「ただの講義でなく、実践的な体験ができたことで理解が深まった」という声や、「普段は聞けない先輩たちの貴重な話が聞けて、とても参考になった」といったポジティブな反応がありました。特に、ゲーム形式で学ぶことにより、参加者の興味を引くことができたと感謝のコメントがありました。

むすび


今後も国立高等専門学校機構では、K-SECを中心に全国の高専でサイバーセキュリティ教育を進めていく予定です。苫小牧高専での出前授業を通じて、これからのサイバーセキュリティを担う人材が育まれることを期待しています。

苫小牧工業高等専門学校の概要


苫小牧工業高等専門学校は1964年に設立され、現在も新しい技術者を育成するための多様な教育プログラムを提供しています。学生たちは、工学的知識とマネジメント能力を兼ね備えた専門家として育成されています。そして、これからも次世代のサイバーセキュリティリーダーを育てていくでしょう。

公式サイト: 苫小牧高専



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